【宮城】NIKKA WHISKY MIYAGIKYO DISTILLERY / ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所

2018年の年明け、ニッカウイスキーの宮城峡蒸留所見学に行ってきました。仙台に住んでるのに初の見学。近場にあるほどなかなか足を運ばないものですね。

宮城峡蒸留所は余市と並ぶニッカウイスキーの原種工場。シングルモルト宮城峡やカフェ式連続式蒸留機で作られるニッカカフェグレーンウイスキーなどはここで作られてます。

創業者である竹鶴政孝の息子、竹鶴威の主導で製品拡大を考えたニッカウイスキーが

  • 余市蒸留所のある北海道余市町より南に位置すること。
  • 付近に水のきれいな河川があり、できれば平坦な土地であること。

を条件に候補地を探し、1969年に竣工されました。

ニッカのエンブレム。西洋風だけど両サイドは狛犬、センターの盾の上部は兜の絵柄になってます。和洋折衷なかっこいいデザイン。

ビジターセンター入り口。ここで見学申し込みをします。

入り口を入るとポットスチルがお出迎え。

申し込みをした後はこちらで順番が来るのを待ちます。

宮城峡蒸留所の特徴の一つであるカフェ式連続式蒸留機の仕組みなどの解説やその他様々な展示が見られます。

宮城峡蒸留所ガイドツアー

いよいよ見学開始。蒸留施設へ移動

しばらく待つと順番が回ってきて見学開始。

大まかなツアーの流れは以下の通り。

  1. ビデオ視聴:蒸留所の歴史等をシアタールームで視聴。
  2. 乾燥棟:モルトの乾燥を行う施設。
  3. 仕込棟:モルトの糖化・醗酵を行う施設。
  4. 蒸留棟:仕込の終わったモルトを蒸留する施設。
  5. 貯蔵庫:樽詰めして貯蔵する施設・
  6. テイスティング

カフェ式連続式蒸留機の施設は見学できません。残念。

まずは乾燥棟。写真は昔、麦芽の乾燥に使われていた施設「キルン塔」。現在は使われてないそうです。特徴的なてっぺんの形は「パゴダ屋根」と呼ばれるもの。パゴタとは仏塔を意味する英語らしい。宮城峡蒸留所のシンボル的な施設。

仕込棟内部は撮影NG。続いて蒸留棟へ。宮城峡の蒸留施設はポットスチルの内部にパイプをめぐらせて、そこにスチームを通して加熱する間接蒸溜方式の単式蒸溜器。上向きのラインアームを持ち、胴部分に膨らみがあるバルジ型と呼ばれるもの。

一般に余市はピーティで男性的な味わい、宮城峡は華やかで女性的な味わいとか言われますが、この蒸留器の違いが味わいの違いの大きな部分を産むようです。

余市は下向きのラインアームのストレートヘッド型。ポットスチルの下部で石炭を燃やし直接加熱する石炭直火蒸留法方式。

施設見学を終えて貯蔵庫へ向かいます。

貯蔵庫内部。おなじみのおじさんが描かれた樽がいっぱい。

ちなみにこのおじさんは19世紀英国の「W・P・ローリー卿」という人物。香りの効き分けが得意であったとされるウイスキーブレンドの名人で、「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」と呼ばれていたそう。顔の下に書いてありますね。

1969年竣工当時の樽も展示されてました。

最後はテイスティングコーナーへ。候補を忘れちゃったんですけど、スーパーニッカ、ブラックニッカ、アップルブランデーの中から一種類を選んで試飲することができます。たしか。

自分でハイボールを作って楽しみます。

一通り楽しんだら後は流れ解散。ショップで有料の試飲を続けることもできるし買い物もできます。

INFORMATION

Nikka Whisky Miyagikyo Distillery / ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所

住所:〒989-3433 宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地
電話:022-395-2865
URL:https://www.nikka.com/distilleries/miyagikyo/

GOOGLE MAP