いよいよキューバ滞在最終日。
いよいよ滞在最終日。色々と不便なこともありましたが最終日となるとやはりちょっと寂しい。フライトは午後からだったのでこの日は最後にパルタガス葉巻工場を見学に行くことに。滞在ホテルのすぐ近くだったので徒歩で移動。
滞在中、毎日きていた中央公園(Parque Central)。
ガルシア・ロルカ劇場(Teatro Garcia Lorca)とクラシックカーたち。とても綺麗なこの建物は1837年に建造されたバロック建築の劇場です。これも中央公園のすぐ近くにあります。
工場前の道。キューバの人は外壁をエメラルドグリーンにするのが結構好きみたい。
パルタガス葉巻工場到着!しかし…
工場に到着したものの、中に入ると閉まってる…今日はお休みなのかな?と思っているとなんと工場機能は別の場所に移転してしまったとのこと。現在ここにあるのはショップのみ。フライトの時間を考えると移転先を見にいくのは無理…しかたなくショップで我慢することに。
キューバの葉巻といえばラム酒と同じくらい有名ですが、政府もその辺のツボは押さえていて、主要ブランドは全て国営。コイーバ、モンテクリスト、パルタガスなどなどありますが、主要ブランドは全て同一工場で作られているそう。なのでショップにはパルタガス以外にも主要なブランドの葉巻がだいたい販売されています。
かわいい壁画。
店内はクラシックな内装で所狭しと葉巻が並んでいます。
もちろんラム酒も置いてあります。
ミニバーも併設。ここでラムを飲みながら、買った葉巻を楽しむこともできるようです。
…とこんな感じで初のキューバ旅行は終了したのでした。歴史を感じる建築物やクラシックカーが街中に溢れている風景はまさに圧巻!…でもやはり行き届いてないインフラ整備や現地の人の貧困など、色々な問題もある国なのは観光だけでもチラチラ見えてきます。現代の日本で便利な環境に慣れきっている状態で行くと、不便な環境にぐったりする面も多々ありました。ただ最後に空港に送ってくれた現地のガイドさん曰く、色々と悲しい歴史があり、自分自身もつらいことがたくさんあったけど、今回の国交回復(アメリカとの)は大きな前進で国民もみんな歓迎しているとのことでした。
今後キューバの現代化が進んであの風景が徐々に失われていくと思うと少し寂しいですが、現地で暮らす人たちはそれを望んでいるわけで難しいところです…。ただやはりそこで暮らす人たちが幸せになるのが一番だと思うので、この変化は歓迎すべきものなんだろうなと思います。そんなにすぐ劇的に変化することはないと思いますが、変わる前のキューバを一度は見ておきたいと思う方は早めに行く事をお勧めします!
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