快晴の二日目。初のカリブ海を楽しむ!
前日の飲み過ぎがひびき、二日目から早くも頭ガンガンの状態ですが、この日は朝から快晴!早速ホテルのプライベートビーチへ。
前日は天候が悪く、疲れていた事もありさらっとしか海に行きませんでしたが天気がいいとやっぱり違う。まさに「楽園」という言葉がぴったり。
ただし体調は相変わらず悪いのと、午後からすぐまたキューバへの移動を控えていたので泳ぐのはお預け。ビーチを散歩してプール脇のバーにて水をがぶ飲み(笑)をひたすら繰り返してました。そんなこんなで特に何もしていないのにあっという間にキューバへの移動の準備をしないと…な時間に。前日の移動の疲れも残っていたのでもう少しゆっくりしたいな〜と思ったのですが海外で時間ギリギリ行動は厳禁。泣く泣く移動準備の為部屋に戻ったのでした…。
ついにこの時が…クバーナ航空に搭乗。
そんなこんなで昨日降り立ったばかりのカンクン国際空港へ。旅行準備の時からの懸念事項だったクバーナ航空の飛行機に搭乗することに。
何が懸念なのかは以下のリンクに記載してます。
正直とっても嫌でしたがそんなかっこ悪い事は言えない…世界でワースト一位の航空会社に搭乗したなんていい話の種になるじゃないか!…などと訳のわからない励ましを心の中でしつつ、ついにその時が。
機内に入るとなんか高速バスのような雰囲気。安っぽい作りだな〜などと考えながら自分のシートへ。すると……シートが汚い!そこら中ジュースをこぼしたらしいシミだらけ。マジか…と思いつつシートに座り、なんとなくシート前のポケットによく入っている冊子類を読もうと引き出す…なかなか取り出せない。ちょっと力を入れるとスポっと抜ける。なんだ?…と思っていると原因発見。誰かが噛んだであろうガムがへばりつき、ポケットに入っているものが全て合体していたのでした…。本気で勘弁してください。クバーナ航空さん…。見なかった事にしようとポケットに戻す瞬間、一番手前にあった飛行機の機体説明のパンフレットが目に入ってくる。「ん?スペイン語?…あ、ロシア語?」ここで大事な事を思い出す。「あ、そうか。キューバは社会主義国家だ。」だから飛行機がロシア製、そして競争のないサービスだからこのクオリティなんですね…。全てに合致が行きました。
そしてついに離陸準備。飛行機が動き出すと機内にどんどん煙が……うぉぉ!マジか!…と焦る自分。でもよく見たら煙が出てるのはエアコンの吹き出し口。昔のエアコンによくある現象ですね。焦った…。離陸するまでの短い間によくもこれだけのネタを仕込んでるなと意味不明に感心していると飛行機は無事に離陸。とりあえず最初の関門突破です(笑)
一時間半程度のフライトなので機内食はなく、代わりに軽いスナックとジュースが出てくる。CAさんはみんなやる気ない感じ。でも離陸前に各種イベントを体験させてもらっているのでそんな事はもう問題なし。あとはちゃんと着陸してくれ。
いよいよ着陸!湧き上がる歓声と自分勝手な空港スタッフ…。
一時間半程度のフライトは本当にあっという間。機内に機長のアナウンスが流れる。…いよいよ運命の瞬間(笑)少しづつ高度を下げていく飛行機。「がんばれ!クバーナ航空!」と心の中で叫ぶ。しばらくすると、ドンっと滑走路に着陸する衝撃。「よかった…」と思った瞬間、機内中から湧き上がる歓声と拍手。「あ、みんな不安だったのね(笑)」と思いつつ自分も精一杯の拍手を送る。着陸しただけで歓声が上がる飛行機ってどうなんでしょうね(笑)
まあとにかく無事に着いたのであとはキューバを楽しむだけ!まずはどこに行こうかな〜と考えつつ結構な時間が経過。いつまでたっても飛行機から降ろしてくれない。なんで?と思って、ふと窓から外を見ると、飛行機の真ん中あたりにたくさんの空港スタッフが群がっている。なにしてんの?とよく見てみると我先にとテレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電を降ろすスタッフたち。多分ですけどアメリカとの国交がなく、輸出入の制限があるので自分たちの職権を利用してメキシコから色々買い付けてるんでしょうね。こんなところでも社会主義国家の一面を垣間見た気がしました。でもとりあえず早く降ろしてくれ。
ようやくキューバに到着。
空港に着陸して30分くらい経過後、やっと飛行機から脱出。キューバの玄関、ホセ・マルティ国際空港へと降り立つ。やはりなんか不思議な雰囲気。
そして空港をでると早速クラッシックカーが!…走ってませんでした(笑)ヒュンダイ製のタクシーが大量に止まってました。ただし、ハバナ市街にいくと本当にたくさんのクラシックカーが走っていました。空港前だけはその国の顔なので、そういう車種を並べてるんでしょうね。そしてその中の一台に乗り込みいよいよハバナ市街へと向かったのでした。
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