ハバナ旧市街のホテルへ。
ホセ・マルティ国際空港からタクシーに乗り込み早速ホテルのあるハバナ旧市街へと向かいます。しばらく走っていると早速すれ違う車がクラシックカー!
散々調べて知ってはいたけど、実際目の前で走っているのを見るとまるで時間を遡ってきたような不思議な感覚を覚えます。市街に近づいてくると有名な革命広場の脇を通る。
遠くに見えるのは有名な内務省のチェ・ゲバラの壁画。
もうしばらく進むと目に入るのがこちらも有名なカピトリオ(旧国会議事堂)。
残念ながらこの時は改装工事中?ようでした。アメリカのホワイトハウスをモデルに1929年に建築されたもので、ここがキューバ内の道路の起点となっているそうです。
このカピトリオを含め、ハバナ旧市街の街並みは1982年にユネスコの世界遺産に登録されています。建築はコロニアル様式と呼ばれ、ヨーロッパの街並みを彷彿とさせます。
コロニアルとは様々な意味があるようですが、ここ中南米地域ではスペイン統治時代のことを指し、コロニアル様式とは当時のヨーロッパの建築技術を使い、現地の建材を使用して造られた建築物のことを指すそうです。
立地は最高!他は微妙なプラザ・ホテル…
宿泊先はプラザ・ホテルというホテル。中央公園(Parque Central)のすぐ近くに立地するホテルです。今思えば、オビスポ通りや有名観光地が徒歩圏内に沢山あり、観光の拠点としては最高だと思います。外観も雰囲気があってグッド。
ただしホテルとしてはの評価は…微妙です。部屋は湿気っぽく汚い…シャワーもちょろちょろしか出ず、お湯もでませんでした。朝食も上階のテラスレストランというロケーションはいいのですが料理は基本的に全部まずかったです。キューバの四つ星らしいですが、一般的な評価からいったら二つ星か三ツ星だと思います…。
ホテルとしての歴史は古く由緒あるもののようで、過去にはベーブ・ルースやアインシュタインも宿泊したことがあるとか。
オビスポ通りを散策。
オビスポ通りは、中央公園(Parque Central)からアルマス広場(Plaza de Armas)へと続く約1Kmほどの通りで、レストランやバー、カフェや土産物屋さんが沢山並ぶ観光客に人気の通り。もう日も落ちてきたましたが早速ブラブラしに。
ちなみにオビスポ通り周辺にある有名なお店は個別に記事を書いています。へイングウェイゆかりの以下の2件はとりあえずおさえときました。
ヘミングウェイがダイキリを飲んでいたバー
ヘミングウェイがモヒートを飲んでいたバー
この写真だと人が少なめですが、奥の方に歩いていくと沢山の人で賑わっていました。そして案の定、「ニーハオ!」とやたら声をかけられます。まぁ向こうの人からしたらアジア人はみんな一緒にみえるんだろうけどさすがにちょっと参ってきて「ソイハポネス!」(日本人です)と返答。これがよくなかった…もともとフレンドリーな性格なんだろうけど、どんどん話しかけてくる。(スペイン語わからんけど)そして周りにいた人も集まってくる。たわいもない会話だったのがどんどん変化していって、飲食店の呼び込みだったり葉巻の押し売りだったり…ようはタカリ(ヒネテーロ)です。(笑)
キューバに行った際は注意しましょう。特にこのオビスポ通りにはめちゃめちゃいます。
オビスポの一本脇の道。ヨーロッパに来たような錯覚をおこします。
床屋さん。
キューバはとにかくいたるところから音楽が聞こえてきます。さすがサルサの国…。
夜のカテドラル(Catedral)。いわゆる大聖堂。目の前は広場になっていて、カテドラル広場(Plaza de Catedral)と言われてます。
中央公園側から歩いてアルマス広場側まで通りを抜けるとそこにはハバナ湾が。なにやら人が集まってパーティーしてました。こんな光景をその後も頻繁に見ました。キューバの人は祭好きらしい。…とこんな感じでキューバ初日は終了。結構飲み歩いたのと、遅い時間から動き出したこともあって翌日に備えることに。とりあえず初日の教訓は「タカリ(ヒネテーロ)に気をつけよう」でした(笑)
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