ヘミングウェイが愛したモヒート。
1940年から1960年までの20年間をキューバで過ごしたアメリカ出身の小説家・詩人であるヘミングウェイが通っていたことで有名なレストランバー、ラ ボデギータ デル メディオ(La Bodeguita del Medio)。
観光客に人気の旧市街、オビスポ通りのちょうど中頃から脇道を少し入っていくと発見。水色の内外装がさわやかでおしゃれ。キューバは奇抜な配色の建物が結構あるけどなんの違和感もなく景観に溶け込んでいる気がする。さすがカリブ!
中に入ると店の作りが少し変わっていて、通りに面する入り口にカウンターバーがあり、正面左の通路を入っていくと奥にレストランスペースがあります。
入り口のバーは沢山の観光客で賑わってました。南米から来てる人が多かった印象。
モヒート(mojito)とは、ラムをベースとした、冷たいタイプのロングドリンクに分類されるカクテルの1種である。キューバのハバナが発祥の地である。有名なカクテルであり、いくつかのレシピがある。
By wikipedia
ヘミングウェイの「My Mojito in La Bodeguita del Medio, My Daiquiri in El Floridita, Ernest Hemingway」(わがモヒートはラ・ボデギータ・デル・メディオに、ダイキリはエル・フロリディータに)との言葉から有名なお店なので迷わずモヒート(Mojito)をオーダー。
記事リンク:【キューバ】El Floridita / エル フロリディータ
…が正直、味に関しては日本の方が美味しいモヒートが飲める印象(笑)
次に小腹を満たすためレストランスペースへ。すると壁にはいたるところにサインと写真が。
きっと全部有名人のものなんだろうな〜と思っていたら観光客も結構勝手に書いていく人が多いみたいでした(笑)
開店1942年の歴史を感じる店内。
どうやら店内にヘミングウェイが使っていたイスが飾られていたらしいのですがこの時はその情報を知らず、もちろん発見できず…。
良くも悪くも観光地化されているので…
やっと食事にありつける!…とメニューを見るもどんな料理なのかよくわからないので適当な肉料理を数点とサイドメニューに気になっていた青バナナのフライなど幾つかをオーダー。そしてきたものがこれ。
豚肉のソテー?的な?名前忘れました…
同じく豚肉のなんとか。こちらも名前忘れ…ちなみに上記二つともまだ手をつけてない状態です。盛り付けが微妙…。
これぞ中南米!という感じの青バナナのフライと豆のスープ?のようなもの。あとライス。
正直にいうと料理はハズレ。肉料理は全部パサパサしてて味気ない…ご飯もタイ米系のパサパサライス。一番マシだったのは青バナナフライ。トストーネというらしく現地の人はおやつや副菜として食べているとのこと。意外に美味しかったです。
完全に旅行者向けの観光地と化しているので全体的に金額も高め。料理とお酒を楽しむ場所としてはあまりお勧めできないかも。ただやはりお店の持つストーリーは訪れる価値のあるものなので一度は来てみるべきだなと思いました。
INFORMATION
La Bodeguita del Medio / ラ ボデギータ デル メディオ
住所:Empedrado, La Habana, Cuba