オビスポ通りから外れて小道散策。
キューバ滞在二日目。この日も快晴!今回の旅行は要所要所で天気がよくなるので本当に運がいい!写真はホテルのレストランから。外が快晴で明るすぎるので室内が真っ暗になってます(笑)
ちなみに下はホテルの朝食…味はいうまでもなく…栄養補給といった感じ。
二日目は旧市街、別名オールドハバナを見て回ろうということで前日と同様にオビスポ通り方面に向かい、脇道を入っていくことに。とりあえずの目的地はラム酒の代名詞である、ハバナクラブの博物館。
脇道に逸れると観光客もまばらになり、ある程度静かになります。石畳の道路に歴史を感じる建物。太陽が眩しい。
更に細い道を入っていくと行き止まりにクラシックカー。キューバならではの光景。
もうしばらく進むとサン・フランシスコ広場(Plaza de San Francisco)に。奥に見えるのはサン・フランシスコ・デ・アシス修道院(Iglesia de San Francisco de Asis)。ここだけ見るともう完全にヨーロッパです。
もうすぐハバナ湾というところに “Terminal Sierra Maestra” と書かれた建物。どうやら列車ではなく船の駅のようでした。
空の青と壁の黄色が絶妙にマッチ。この辺はカリブ海ってか地中海のような雰囲気。
ガイドブックで必ずと言っていいほど見かけるチェ・ゲバラの壁画も発見。
そんなこんなで、ハバナクラブ博物館に到着。直線距離にすると中央公園から大体2kmくらい?だと思いますが、ブラブラ脇道に入りまくったので多分3〜4kmくらい歩きました。博物館は以下の記事で詳しくレポートしてます。
記事リンク
キューバにサムライがいる?
道すがら色々と買い食いしたりしていると地元の人に「日本人?じゃあサムライの像はもう見たか?」的なことをよく聞かれる。「ん?サムライいんの?」と聞くと「いるいる。あっちの方。日本人なら見とけ。」との事。ちなみにスペイン語はしゃべれませんので、あくまでニュアンスです。(笑)せっかくなので観に行く事に。ハバナ湾沿いの道を博物館から北上します。しかし…案の定迷う。(笑)言葉がわからない上のニュアンス情報頼りにフラフラして見つかるはずもなく…多分この辺だろうというところの周辺で聞き込み開始。どうやら本当にすぐ近くみたい。
ハバナ湾へと続く運河沿いで迷っている最中に対岸に見かけたモロ要塞。
キューバに初めて訪れた日本人?支倉常長の像。
聞き込みを重ねて聞いた場所にいってみると発見!確かにサムライの像がありました。
正体は仙台藩主伊達政宗の家臣支倉常長。400年前、伊達政宗の命によりスペインとローマに使節として派遣された支倉常長が、その船旅の途中にここキューバに立ち寄ったそうです。それこそがキューバにきた日本人の最古の記録。つまり、初めてキューバを訪れた日本人…という事になるようです。ちなみに台座には仙台城址の石垣の石が使われているのだとか。
地面には仙台までの距離が記されてます。
だいぶ迷った事もあってこの時点で結構疲労困憊。目的も果たした事だし、一度ホテルへ帰還して休憩する事に。ちなみに自分はこんな感じであまり詰め込まない旅が好きです(笑)
夜の部スタート!カーサ デ ラ ムジカへ!
ホテルへ帰還して、たらふくビールを飲んで昼寝をしたので起きたのは22時(笑)ここから再び行動開始!この日の日中に偶然日本人のバックパッカーの人達と知り合い、夜一緒に飲もう!と約束してたので待ち合わせをして一緒に遊びに行くことに。そしてどうやらアートイベントをやってる場所があるとの情報をゲットし行ってみる。しかし…静まり返っている(笑)どうやら既に終了していたようでした。寝すぎた。
確かにやっていたであろう痕跡は発見。
このまま帰るのは忍びない…ので色々調べるとどうやら近くにサルサのライブハウスがあるようなので目的地変更。そちらに向かう事に。
すると程なく大勢がワイワイガヤガヤしている場所を発見。どうやらここが目当の場所、カーサ デ ラ ムジカ(Casa de la Musica)のよう、早速入場料20CUC(約20UD$)を払って中へ。
中は天井も高く結構広め。ライブがやってましたが、お客さんも少なめでした。どうやらハズレの日にきてしまったようです(笑)それでもなかなかない経験なので…とスタッフに案内され席へ。しかし、どうやら日本人ということで金を持ってるとタカを括られたのかテーブルチャージのかかるシートに通される。いや、全然普通のとこでいいです…と言うことでスペイン語がしゃべれるバックパッカーの子が交渉開始。いやぁ、言葉がわかるってすごい。助かりました。
現地の女性とサルサダンスを踊る…の巻。
ビールを飲みながらキューバンミュージックを聞いていると、現地人らしき女性に英語で声をかけられる。「座ってないで踊ろう!」的な。「マジ?でもダンスとかできないよ?」と自分。するとその子が「教えてあげるから大丈夫!」と半ば強引にたたされる。急展開。サルサダンスを踊ることに(笑)
でもサルサダンスなんて踊ったことないのでもちろん踊れるわけもなく…危ない酔っ払いみたいになってました(笑)でもその子は「そうじゃない、こうやって…次はこう」と丁寧に教えてくれる。すごいいい子じゃないかー。などと思いながらしばらく踊っていると…「これから私の家に行って飲み直さない?」…「なに?」「すぐ近くだから私の家に行こー。」「??」なにこの展開。ハッとする。「あ、俺お金とか持ってないよー。ホテルに置いてきたし。」実際、毎回余分なお金はホテルに置いていてその日に使うであろう分だけ持ち歩いてたので嘘じゃない。ポケットの中を見せる。この日の残りは酒一杯分くらいしかなかった。すると「お金なんかいらないよ。大丈夫。」と…。え、なにこのミラクルな展開。ある意味ビビる自分。「あ、でも友達ときてるからさー。みんなを置いていけないよ。」これも本当。「じゃあちょっと飲みに行って、すぐ戻って来ればいいじゃん。」…は?なに言ってんのこの子?…ある意味この旅で一番迷いました(笑)でもでもやっぱり何があるか分からないので丁寧にお断り!ダンスを教えてくれたお礼をしてその場をあとに。でもやっぱりちょっと行きたかったなーと少し後悔してます(笑)
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